得意先企業で話をしていると、
「人材紹介マーケット」が日に日に厳しくなっている現実を痛感する。
自分なりに2010年に生き残る人材紹介会社がどういうものかイメージしてみた。
2年後の2010年・・。
考えられるのは今年よりも更に厳しくなっている景気・・。
上場企業含めて倒産する企業が続出し、リストラとなる若年層、中高年が市場にあふれる。新卒社員の採用は思いきり冷え込む。
完璧な『買い手市場』の到来。
企業は自社の生き残りをかけて、リストラを行いながらも、人員の強化を行うが決して安易な採用はしない。
様々な選考手段、面接、テスト等を駆使しながら、「彼らの会社にとって優秀かつ活躍してくれる社員」を企業の最重要課題として採用しようとする。
当然、人材採用の手段についても投資コストと期待パフォーマンスのバランスを十二分に吟味する。
社員の人脈から、自社ホームページから、Web転職支援サイトから、人材紹介会社から等々・・。
そういう厳しい『買い手市場』の2010年に生き残る人材紹介会社とはどういう会社なのか?
第一に経営者の人材紹介ビジネスの事業発展のビジョンが明確で社会、日本、そして世界に対して大きな貢献をしていく事を明確にしている。
第二に一部の大手Web転職支援サイト(リクナビネクストもしくはエンジャパン等)には頼らない候補者発掘手段を持っている。
第三に顧客企業にとって他社と差別化できる独自な価値を持っている。
第四に独自の価格を持っている。他の会社と横並びの発想ではなく、独自のサービスに独自の価格設定をしている。
第五にその会社には人材紹介のプロと言われるメンバーが何人もいる。つまり、高いレベルの人材紹介のキャリアを積んだメンバーが、社長、経営陣だけではなく、中間管理職にも揃っている。
第六にそのサービスは顧客企業だけではなく、転職候補者にも評価をされるサービスであり一部人材からもサービスフィーをいただく事に成功している。
以上である。
2年後と言ってもあっと言う間だ。
逆に言うと企業努力をしない人材紹介会社は山ほど倒産もしくは撤退していくだろう。
自ら生き残る為に努力をし続けていきたい。
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