最近、転職候補者の方に多く会っていて、うまくアピールしやすい職務経歴書の書き方について自分なりの考え方をまとめてみた。
企業の社長や役員、人事は転職候補者の方のどういうポイントで見ているかというと・・、
●これまでの社会人経験全体の経験の
要約は何か?
●
直近5年位何をやってきたのか?
役職は何か?
●勤務してきた会社は
どのような会社なのか?
●職務経験の中で
具体的な実績はどのようなものか?
●その転職候補者の強み、
セールスポイントは何か?
というような事だと思われる。
これらのポイントをうまく入れながら、企業に対してうまくアピールしやすい職務経歴書の書き方がどのようなものか、自分なりにまとめてみた。
①まず、職務経歴書の冒頭に
「業務経験要約」という欄を作ってみよう。
数行で、これまでの社会人経験全体の要約をまとめていただく。つまり転職候補者の社会人としての
「あらすじ」をまとめていただくわけだ。読み手は、本を読むにしても、映画を見るにしても、職務経歴書を読むにしても「あらすじ」を最初に読んだほうが理解しやすのである。
②いよいよ経歴が始まるが、直近5年を見ていただきやすくするためには、
直近の会社から書き始めたほうがわかりやすい。
その場合、直近の会社や、その前の会社は少し詳しめになり、新卒の頃の会社などはスリムになるはずである。
③勤務した会社名や、勤務期間だけを書く方が多いが、もう少し書いたほうがわかりやすい。
資本金、従業員数、売上、事業内容位記載したほうが読み手はつかみやすい。
④
どの部署にいたのか、
どういう役職だったのかについてもきちんと書いたほうがよい。
⑤職務内容だけを書いている人がいる。例えば、人事であれば、新卒採用、中途採用、規定整備、制度改定というような記載だ。
具体的な実績を書いたほうがその人のキャリアについて把握しやすい。どのような手段で何人の候補者を集めて、どのような工夫をした上でよい結果を出す事ができたのか?そこまで書くと、その方の実力をアピールしやすいだろう。
⑥経歴書のラストに
「セールスポイント」という欄を作ると、よいまとめになる。仕事上での事、性格的な事、考え方、周りとのつきあい方など、自分自身を客観的に見た場合に、どのような評価になるのか?どのようなポイントが売りになるのか?という事を数行でまとめると、読み手がその転職候補者の人物をイメージしやすくなる。
以上、まとめてみた。
こういう職務経歴書がよかろう・・という考え方に沿って、これから出会った候補者の方々に話をしていきたい。
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