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カテゴリー:人材紹介ビジネスに関すること

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武谷社長のブログを読んで
人材紹介コンサルタント25年史というブログがある。

人材紹介のコンサルタントとして25年のご経験を持ち、リクルートエイブリックではジェネラルマネージャー、JACジャパンでは社長を経験されてきた武谷社長のブログだ。

しばしば拝見するが、毎回考えさせられる内容である。

2月17日の内容はなかなか考えさせられた。

「KPIによるプロセスマネジメントは是か非か?」

http://ameblo.jp/tenshoku-0001/entry-10210097671.html

よく人材紹介会社のマネジメントに活用される業務プロセス管理についてのコメントである。

・訪問件数、求人社数、求人件数、紹介件数、面接件数、内定数、成約数

・スカウト件数、面談数、紹介件数、面接件数、内定数、成約数

等の項目の数値をシステムから吸い上げて、個人別、グループ別、支店別、会社とかの評価を作成をしてマネジメントをしていく手法・・。

詳しくは武谷社長のブログをご覧いただきたいのだが、「プラス」も「マイナス」もあるという事だ。

そして詰まるところ、この業務プロセス管理も活用していいのだけれど、決してマネージメント層の自己満足、おもちゃにするのではなく、こちらを活用しながら、やはり日常的な営業同行、面談同席、電話やメールでの具体的なやりとりなど、実践場面で踏み込んだ指導こそが重要であるという事を言われており、思わずうなづいた。

人材紹介という仕事はどうしても手法やノウハウが個人に蓄積されやすいので、メンバーへの指導がやりづらい分野だと思うのだが、やはり詰まるところは「実践場面」でいかに指導し、わからせるのか?気付かせるのか?という事なのだろう。

ものすごく基本的な事ではあるが、改めてこの仕事の本質に立ち返った気持ちになった。
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クリエイティブな感性を持つコンサルタント
毎日いろいろな人に会う。

転職をしたい人に出会い、新たな転職先を紹介するのが自分の仕事だ。

一応、面談の段取りはある。

一通りこれまでの経歴や、転職理由を聞き、今後の転職の希望を聞く・・。

結構シンプルだ。

少しでもこの仕事をやった人であれば大体ソツなく一通りできる。

しかし、

一見簡単に見えるこの仕事が実は非常に深いこと、難しいことが一般の人達にはわかってもらいにくいと思ったりもしている。

結構多くの人に「人の転職相談位であればやったことあるよ。」と軽く言われたりする。

簡単ではないことを声を大にして言いたい。

そしてクリエイティブが重要な仕事であることもあえて言いたい。

そのコンサルタントならではの転職先の紹介が出来ること、そのコンサルタントならではのアドバイスや提案が出来ること、それこそがそのコンサルタントの価値である。

「センス」と一言で言うと簡単だが、絶対そういう点が重要である仕事である。
そういう仕事をやっている事を認識しながら堂々とこの仕事を続けていきたいと言う、

自分自身への日記を書いてみた。(苦笑)
 

あたりまえのことをあたりまえにする。
同じ業界(人材紹介ビジネス)の方と話していて、気づいた事があった。

その方は言う。

この業界って転職支援しているわりにはその辺の、

「メールをもらったら返信する」

「何かされた(した)ら、お礼(報告)をする」

とかフツーの業界では当たり前のことを結構疎かにする人が多ことにたまにガッカリします。。。

これは、同じ業界(人材紹介ビジネス)にいて、かなり考えなければならない事だ。

仕事柄、かなりたくさんの転職候補者の方にメールをするだとか、かなりたくさんの顧客企業担当者にメールをするだとかというような事は全く言い訳にならない。

メールを送ったら送りっぱなし。

何かを頼んだら、頼みっぱなし。

お礼や報告も何もない。

よ~く考えてみたら、そんな事で普通にビジネスをできるのか?

非常識とはこの事だ。

そんな非常識な人が転職支援をしてもいいのか?

基本に立ち戻った気持ちになった。

あたりまえのことをあたりまえにやろう。

あたりまえのことをあたりまえにやり続けよう。


2010年に『生き残る人材紹介会社』とは?
得意先企業で話をしていると、

「人材紹介マーケット」が日に日に厳しくなっている現実を痛感する。

自分なりに2010年に生き残る人材紹介会社がどういうものかイメージしてみた。

2年後の2010年・・。

考えられるのは今年よりも更に厳しくなっている景気・・。

上場企業含めて倒産する企業が続出し、リストラとなる若年層、中高年が市場にあふれる。新卒社員の採用は思いきり冷え込む。

完璧な『買い手市場』の到来。

企業は自社の生き残りをかけて、リストラを行いながらも、人員の強化を行うが決して安易な採用はしない。

様々な選考手段、面接、テスト等を駆使しながら、「彼らの会社にとって優秀かつ活躍してくれる社員」を企業の最重要課題として採用しようとする。

当然、人材採用の手段についても投資コストと期待パフォーマンスのバランスを十二分に吟味する。

社員の人脈から、自社ホームページから、Web転職支援サイトから、人材紹介会社から等々・・。

そういう厳しい『買い手市場』の2010年に生き残る人材紹介会社とはどういう会社なのか?

第一に経営者の人材紹介ビジネスの事業発展のビジョンが明確で社会、日本、そして世界に対して大きな貢献をしていく事を明確にしている。

第二に一部の大手Web転職支援サイト(リクナビネクストもしくはエンジャパン等)には頼らない候補者発掘手段を持っている。

第三に顧客企業にとって他社と差別化できる独自な価値を持っている。

第四に独自の価格を持っている。他の会社と横並びの発想ではなく、独自のサービスに独自の価格設定をしている。

第五にその会社には人材紹介のプロと言われるメンバーが何人もいる。つまり、高いレベルの人材紹介のキャリアを積んだメンバーが、社長、経営陣だけではなく、中間管理職にも揃っている。

第六にそのサービスは顧客企業だけではなく、転職候補者にも評価をされるサービスであり一部人材からもサービスフィーをいただく事に成功している。

以上である。

2年後と言ってもあっと言う間だ。

逆に言うと企業努力をしない人材紹介会社は山ほど倒産もしくは撤退していくだろう。

自ら生き残る為に努力をし続けていきたい。
 

私が人材ビジネスをやっている一番のモチベーション

毎日、転職候補者に会い、顧客企業の社長や役員や人事に会う。

  

人に会って話をすると言う意味では毎日大体同じ事をしていると言えなくもない。

  

ただ、私にとってこの人に会って話をするという事がとてもエキサイティングなので楽しくて仕方ないと言う感じだ。

  

私が人材ビジネスをやっている一番のモチベーションについて整理してみた。

  

つまるところ、本音を聞き出す事に自分の付加価値を出しやすいビジネス』だからと思えた。

  

わかりやすく説明しよう。

  

人材ビジネスは転職をしたい人と、中途社員を採用したい会社を引き合わせて、お互いが納得のいくようなコーディネートをして最終的に双方合意した暁にお金を「人材を採用しる企業側」からいただくと言うきわめてシンプルなモデルである。

  

転職をしたい人は世の中にごまんといるし、中途社員を採用したい人は世の中にごまんといる。

  

だから、単純には数多く人と企業を扱って、引き合わせる数を相当多く作れば、その内の一割位は決まる・・とまぁそういうビジネスだ。

  

ただそれだけだと手間とお金と人手が相当かかる。

  

「付加価値」を出す事により、圧倒的に他社よりも、他のコンサルタントよりも優位に立てるわけだ。

  

その一番のポイントについて、私は相手の本音を聞き出す事』であると考えている。

  

言ってみれば、これは営業の基本だと言っていい。

  

しかし、この基本中の基本について人材ビジネスをやっている数十万人?(もっと?)の中でよくわかっている人がどれだけいるのかきわめて疑問だ。

  

当たり前の事を当たり前にやるだけで業界の中でかなり上位にいけると言うけっこう不思議な業界なのである。

 

本音を聞き出す・・。

 

実は結構難しい。

  

人は自分や自分の家族についての情報をまあ半分くらいは話せる準備をしている。

  

いわゆる無難な話題についてだ。

  

しかし、なかなか言えない事もたくさんある。

 

今の給料がいくらとか、今の上司や会社の悪口や、家庭の事情など・・普通は言いにくい。

  

人材ビジネスはそこまで踏みこむのである。

 

まだまだある。自分自身の精神的な悩みとか、コンプレックスに関する事、前の会社でクビになってしまった事、借金や離婚に関する事、家庭の特殊な事情等々・・。

  

非常にデリケートな話題にも踏みこむ時もあるわけだ。

  

こういう話題はもちろん誰にでも話せるわけではない。

  

色々な話を相手としていて「この人なら!」と信頼出来る相手にだけ話すわけだ。

  

繰り返しになるが、私は相手の本音を聞き出す事が、人材ビジネスにおいて圧倒的に他社に優位に立てるポイントだと考えており、そこに一番のやりがいを持っている。

  

『この人なら本音を話せる。』と思ってもらえるにはどうしたらよいのだろう。

  

基本中の基本、相手の話をとにかく聴く。

  

自分の話はさておき、とにかくじっくりと聴く。相手が何を話したくて、どういう考え方や価値観を持っていて、どういう人なのか、どういう事に興味があるのか?まずはとにかく聴いてみる。大体は最初の5分でその傾向は掴めるが、そこでさえぎらず15分位は聴いてみる。

 

とにかく相手の事を理解すると言う事。   

 

ある程度話をじっくり話を聴き、相手の理解をしてから、いよいよ「質問」をする。

  

どのような質問をするのか?が本音を聴く最重要事項なのだ。

  

私は相手の満足を満たす大きなポイントは相手の「興味」にあると思っている。

  

興味のポイントは人によって様々だし、たくさんある場合もあるし、表面で出している興味よりも実は裏側で持っている興味のほうがより強いと言う場合もある。

  

いわゆるキモとなる興味が何か、と言う事を聴きたいわけだ。

  

しかし、一番興味のある事は何ですか?」と聞いただけではうまく答えてくれない。

最初に聴いた15分の話の中で、とっかかりとなる話から始める。

誰でも、話しやすいところがあるのだ。自分がうまくやれていたところ、実績が出せたと思えるところ、評価されたと思うところ、自信のあるところなど・・。

相手にとって嬉しい話をまず始める。

そこの話の質問をして、相手が質問に答えやすくなったところで、少し答えにくい部分の質問もしたりする。

決して責めるような質問ではない。

優しく聴くどのような話でも構わない。その人が話したいと思う事をとにかく聞く。

その話の中から、また質問のきっかけを作っていく。

本人に何かを気付いてもらうような質問・・。

あまり強く意識はしていなかったけれども、自分の興味はそこにあったんだ・・と思えるような会話・・。

なかなかテクニック的な事が書けていないが、そういうコミュニケーションの中で「本音を聴き出せる」と仕事としては、山登りの山頂は見えたと言っていい。

自分ではまだ未熟なところがあり、本音についてまだまだ聴けていないと思っているので、毎日色々な方との出会いが新鮮で仕方なく、そこで修行をしていると思っているのだ。

どれだけ相手から本音を聴けたのか?それこそがこの仕事の付加価値であり、自分がこの仕事をやる上での一番のモチベーションなのである。


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プロフィール
HN:
sakanet
年齢:
57
性別:
男性
誕生日:
1968/05/25
職業:
人材紹介コンサルタント
趣味:
マラソン、能楽鑑賞、映画鑑賞
自己紹介:
鳥取県鳥取市出身。

明治大学政治経済学部卒。

大学卒業後、大手化粧品会社に入社し、5年半営業に従事。最初の転職後、初めて人材紹介の業界に入り、以後7年半にわたり、人材紹介ビジネスに邁進する毎日。

現在、ベンチャーエントリー株式会社にて人材紹介コンサルタントとして勤務中。
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